解決事例(顧客対応)

旅行業者としての義務違反が認められないとされた事案

事案の概要

旅行業を営む事業者から、当該事業者が顧客に販売した航空券に関する航空便が運行休止になり、その後の対応について当該事業者の適切な対応があったかをめぐって、当該顧客から損害賠償を求める訴訟を起こされたとのご相談がありました。

解決の内容

裁判で、相談者が規定していた利用規約や、旅行業者が負う義務の範囲についての法令等を示しつつ反論したほか、相談者側が法令上求められる注意義務を果たしていることを主張立証した結果、相談者側の主張が認められ、賠償義務はないとの判決を得ました。

解決のポイント

本件での顧客からのクレームは、利用規約の規定上、事業者が責任を負わないものと解釈できた事案でした。もっとも、利用規約に具体的に規定されていない点も問題となった事案であったため、民法などの法令上も事業者側に落ち度がないか確認のうえ、落ち度がないことの具体的な証拠を提出しつつ反論したことで事業者側の主張が認められた事案でした。顧客からのクレームがあった場合には、利用規約のほか、事業者に適用される業種ごとの法令や民法などの法令も確認し、違反の有無を確認していくことで適正な対応をしていくことが重要です。

弁護士相談申込み

面談は完全予約制

時間外相談・当日相談・土日祝日相談・企業向け出張相談

03-6427-5466

電話受付(営業)時間:平日 9:00 ~20:00

面談受付時間:平日・土日・祝日 9:00~21:00

お電話、メールでの相談は受け付けておりません。面談での法律相談をお申込みください。

弁護士相談申込み

03-6427-5466

電話受付(営業)時間

平日 9:00 ~20:00

面談受付時間

平日・土日・祝日9:00~21:00

面談は完全予約制

ご予約で以下の対応が可能

時間外相談・当日相談・土日祝日相談・企業向け 出張相談

お電話、メールでの相談は受け付けておりません。面談での法律相談をお申込みください。
上記にお住まいまたは勤務されている方からのご相談が多いですが、その他のエリアのお客様もお気軽にご相談ください。